岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
私は、1/15にコロナワクチン3回目を接種しました。
今回 ワクチン前後で 私の「コロナ中和抗体」の動きを見てみました。
このような検査です
実際の結果は、接種前が 512AU/ml ↓
接種1週間後は、16359AU/ml ↓
31倍に増えていました。
数値の解釈は
プラーク減少中和試験(PRNT ID50:ウイルス量を50%まで減少させることを確認する試験)では、95%信頼区間で4,160AU/mlと報告されています。
これらは4,160AU/mlを超えると、100人中95人(95%)の確率で十分な抗体があると考えられることを意味します。
ただし、体内でどれだけの抗体価があれば発症や重症化予防に十分であるかは明らかになっていないため、引き続き感染予防を行ってください。
また、新型コロナウイルス感染症は現在進行中の疾病であるため、当該データに関してもあくまで現在判明している範疇のものとなります。
ワクチンの効果や抗体の持続期間には個人差があり、ワクチン接種はしたものの抗体かの低下が心配な方もおられると思います。引き続き、新型コロナウイルス感染症と共存する生活が見込まれる中、現在のご自身の状態を把握して、健康管理にお役立てください。
※中和抗体を保有していても、抗体量や体調によって新型コロナウイルスに感染する可能性はあります。
※どれくらいの中和抗体が新型コロナウイルスの発症防止に十分であるかはまだわかっていません。
※中和抗体検査は新型コロナウイルスを検出する検査(PCR検査や抗原検査)ではありません。現在、新型コロナウイルスに感染している状態かどうかはわかりません。
当院では、自費6,000円(税込)でこの検査をうけたまっております。