岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
Bスポット療法(上咽頭擦過療法)の患者さんが 最近 増えてきています。
先日のことです。
「後鼻漏(鼻汁が喉に降りる感じ)」「痰」「ノド詰まり感」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
ファイバーで鼻~喉の奥をチェックしてみると↓
上咽頭に膿が多数付着していました。
これが「後鼻漏(鼻汁が喉に降りる感じ)」「痰」「ノド詰まり感」の原因と思われました↓
上咽頭の位置はここです↓ 上咽頭の天井部分には咽頭扁桃(アデノイド)というリンパ組織が存在しています。
今回の病名は、「慢性上咽頭炎」です。
Bスポット療法(上咽頭擦過療法)をおこないました。
「鼻から」「口から」と2つのルートで、薬液のついた綿棒で治療します。
まずは、鼻👃から綿棒です↓
続いて口👄から綿棒です↓
この治療を何度も繰り返し、膿はかなり綺麗になりました↓
最近は、「コロナ後遺症」でBスポットをおこなう患者さんも増えています。