岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「声がれ」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
数日前にサッカー⚽️やっていて他人の肘がノドに当たったとのこと
ファイバーでノドの奥を診てみると↓
「左声帯の血腫」を認めました。
病名は「喉頭外傷」です。
ここで
「喉頭外傷」について述べたいと思います。
開業医と総合病院で違いがあり、ここでは開業医の場合について記載いたします。
原因:①外からの力による外損傷と、②気管挿管・手術などによる内腔側からの力による内損傷 の2つに分けられる。外損傷は交通事故・打撲・スポーツ外傷などさまざまな状況で起こるが、開業医の場合はスポーツが原因の場合が多いです。
症状:声がれ・呼吸困難・血痰・嚥下時痛・嚥下障害などですが、開業医ですと声がれが最多です。
診断:ファイバーにて喉頭粘膜の血腫・浮腫・声帯運動制限を認めます。
治療:重症例の場合は総合病院に紹介となりますが、投薬で症状が消失していく方が多いです
2月は平日午後、毎週土曜が2診体制となります。
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