岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「左顔面の腫れ😥」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
顔を診てみると、左頬が腫れていました。
「20代の頃に副鼻腔炎の手術を受けた」とのこと。
総合病院でCTを撮影したところ↓
以前に手術を受けた部位に「膿の空洞」が出来ていました(赤丸部分)
病名は、「術後性上顎のう胞」です
大昔 副鼻腔炎手術を受けた患者さんが、数十年の経過を経て、膿の空洞が出来てしまう病気です。
風邪 等を契機に顔が腫れて痛みが出る場合が多いです。
今回の患者さんは、「炎症を抑える薬」で症状は軽快しました😌
根本的な治療は、再手術ではありますが、「昔の手術がすごく痛かった😖ので もうやりたくない」という患者さんは多いです。
「何十年も前の手術が原因で顔が腫れてくるとは・・」と思っておられる患者さんは多いです。
何科に受診したら良いのか分からず、歯科で問題無しと言われて耳鼻科受診される患者さんもおられます。
顔の腫れが気になる方は、一度 耳鼻咽喉科を受診されてはいかがでしょうか
【お知らせ】
7/27(月)午後は、
15:30~17:15頃まで院長不在の為、非常勤医師による1診体制となります。
17:15~院長・非常勤医師による2診体制となります。
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