4/1 名古屋市立大学での研修会に参加してきました。
テーマは『 食道異物に対する内視鏡的治療の現状 』
講師は名古屋第一赤十字病院 消化器内科 春田 純一先生
講演内容は以下のようなものでした。
・食道異物としては以下のものが多い
高齢者:PTPシート(薬を包装するシート)・義歯
小児 :硬貨・ボタン・電池・遊具
・食道異物に遭遇した場合は緊急性を要する。最近は上部消化器内視鏡(いわゆる胃カメラ)にて摘出することが出来る。
かなり昔のことになりますが、食道異物は、以前は手術室で全身麻酔下で『 食道直達鏡 』を用いて摘出しておりました。
『 食道直達鏡 』とは、これ ↓ です
使い方は(全身麻酔ではありますが) まるで 刀を飲み込む様なイメージ そのものです。
話は戻りますが、PTPシート(薬を包装するシート)を誤って飲み込んでします方は、意外と多いのです。
慌てていた為に、包装シートのまま薬を飲んでしまうわけです。
皆さん 薬を飲む際は十分気をつけましょう。刀を飲み込む手術を受けることになるかもしれません。