当院では スタッフが入職した際に必ず体験していただく検査があります。
それはこれです。
眼球の動きの異常を調べる眼振検査で、めまいで受診された患者さんには必須の検査です。
フレンツェル眼鏡といって内部に小電球がついた凸レンズの眼鏡を用いて眼球の動きを観察 します。
この眼鏡を装着すると、装着した人は目の焦点が合わなくなり、物が見えにくくなり視界が極端に遮られます。
眼鏡を装着したまま、急激に頭を前後や左右に動かす、上半身を寝たり起こしたりする 際の眼の揺れを観察するという検査です。
当院では、ベッド上で検査をおこなっています。
今回もスタッフに体験していただきました。
【首を下げる動作】
【上半身を起こす動作】
スタッフのコメント:「視界が遮られたままで非常に不安」とのことでした。
検査を受ける患者さんの立場になって、日々の看護をしていただければと願っております。