6/10(日)名古屋市内で行われた「補聴器相談医の講習会」に参加してきました。
場所は名古屋市立大学病院です。
午前の部と午後の部に、分かれています。
午前は、補聴器とは関係の無い通常の講演会です。病院の耳鼻科Drが発表する場となっております。
稀な疾患や症例について勉強してきました。
午後が、「補聴器相談医の講習会」です。
私は「補聴器相談医」の資格を有しております。資格を有するDrは 補聴器について、定期的かつ最新の知識を習得する必要があるのです。
340人収容可能なホールに、330人が参加しました。ほぼ満席です
皆さん この方を覚えておられますか?
作曲家 「さむらごうち まもる」 さんです。
(以下ウィキペディアを抜粋)
中途失聴とされる聴覚障害がありながら『鬼武者』のゲーム音楽や「交響曲第1番《HIROSHIMA》」などを作曲した音楽家として脚光を浴びたが、2014年2月5日、自作としていた曲がゴーストライターの代作によるものと発覚。聴覚障害の程度についても疑義を持たれており、ゴーストライターを務めた作曲家の新垣隆は、「佐村河内は18年間全ろうであると嘘をつき続けていた」と『週刊文春』に掲載された独占手記で主張した。横浜市による再検査では中度の感音性難聴と診断され、障害者手帳の交付の対象となるレベルではなかった。
佐村河内さんは
聴覚において最も重度と言われている身体障害者2級(=ほぼ聞こえない)と診断されて身障手帳も有していたわけですが、じつは難聴は中程度だった。
結果的に身障手帳は返納されました。
これを契機に、身体障害者における重度難聴の基準が厳しくなりました。
他に 最新の補聴器について、その機能・扱い方についてお話を聞いてきました。
今日得た知識を明日からの診療に活かしていきたいと思います。