1/14(土)は未明から雪
が降っていました。

昼過ぎから徐々に天候が回復してきたため、名古屋市内で開催された講演会に参加してきました。

演題名は『アレルギー性疾患と睡眠時無呼吸との関連について』

・アレルギー性鼻炎で鼻閉があると、睡眠時無呼吸を生じやすい
・睡眠時無呼吸があると苦しくて覚醒が起こる→睡眠の分断化→深い眠りに入れない
したがって アレルギー性鼻炎による鼻閉があると、睡眠の質が著しく落ちるといった内容でした。
講演会終了後に外に出てみると、名古屋駅周辺はすっかり雪景色。急いで帰りました。
年明けから流行が続いているインフルエンザですが、今週に入っても相変わらずインフルキットで陽性と出る患者さんが多い印象です。

感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」ですが、「手洗い」「マスク着用」「咳エチケット」「適度な湿度を保つ」が非常に重要と言われています。
小さな子供さんが学校・園で感染し、そこから家族全員に広がってしまったという話は良く聞きます。しかしながら、子供さんがインフルエンザにかかっても家族へ拡大させずに済んだ例もあります。
よくよく話を聞いてみますと
・子供さんがきっちりマスク着用
・うがいコップ・タオルといった共用物を排除
・室内を加湿・頻回換気
といった感染後の工夫をされているようです。
もっと大切なのは家族で対処すること。
家族で取り組み インフルにサヨナラしましょう。
1/2は地元医師会の休日診療所勤務でした。


休日診療所では午前・午後合わせて約50人の患者さんが受診されました。
31人の患者さんにインフルエンザキットを使用し、15人の方にA型陽性反応が出ました。
他に胃腸風邪の患者さんも多数おられました。胃腸風邪は、成人に多く下痢よりも腹痛・嘔吐の症状の患者さんが多い印象でした。
様々の病気が流行っている印象です。皆さん体調管理には充分気をつけましょう。
「いのうえ耳鼻咽喉科」は1月3日まで休診となります。1月4日から通常診療となりますのでよろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます。
今年も『いのうえ耳鼻咽喉科』をよろしくお願いいたします。

12/28(水)はクリニック最終日でした。
午後診察終了後に事務スタッフさんへ差し入れ。

アオキーズピザ(サイズL)、モスチキン、モンブランプリン 等
カロリーすごいね。ピザ、モスチキンってレセプト見ながら食べられる?と思いましたが今年も1年間ご苦労様でした。

12/22(木)は定期清掃の日でした。

外はあいにくの雨でしたが、手際よくやっていただきました。

使用頻度の高い診察椅子の周辺が特に汚れていましたが、念入りに磨いてもらいました。

終了後はご覧のとおりピカピカです。きれいな床は気持ちが良いものです。
12/18にクリニック植栽の刈込みを行ないました。

建物の四方向すべてが植栽で囲まれている為、手入れが大変なのですが今回は南側の一部分のみ行いました。

写真では分かりにくいのですが、かなり綺麗になりました。
12/17 愛知県労働産業センター ウインクあいちで『インフルエンザ感染の重症化機序に関する最新知見』についての講演会があり、参加してきました。

演者は徳島大学先端酵素学研究所 木戸 博 先生です。インフルエンザ感染の重症化の研究において、非常に高名な先生です。

『インフルエンザ感染で、重症化するヒトと軽症に過ぎるヒトでは何が違うのだろうか?』
『インフルエンザ感染の重症化を、血管内皮細胞障害の視点からインフルエンザ脳症を例に解説』
といった基礎的研究メインのお話でしたが、日々の診療に役に立つお話も多数で大変参考になりました。
今 世の中は、ノロウィルスを中心とした感染性腸炎が大流行していますが、インフルエンザ感染にも注意が必要かと思います。
12/11三重大学において耳鼻咽喉科医師が集まる講演会があり、参加してきました。

演題は「鼻中隔矯正術と下甲介手術」
内容は、鼻の通りを良くすることの重要性とそのテクニックについてのお話しがありました。
【サッカー・ガンバ大阪】宇佐美貴史
【プロ野球・ヤクルト】青木宣親外野手
といった有名な選手たちが、「鼻の通りを良くして心肺機能を上げる」目的で手術を受けている。
以前は狭い術野で肉眼でおこなっていた手術を、最近は内視鏡を使って安全・確実におこなう事が出来るというものでした。

鼻呼吸の重要性について再認識させられる講演でした。
耳鼻科は、他の科と違い病変部位を直接見ることで出来る科でもあります。
鼻の通りが気になる方は耳鼻科受診をお勧めいたします。
こんにちは!
愛知県岩倉市の いのうえ耳鼻咽喉科 です。
当院では睡眠時無呼吸症候群の診断・治療に力を入れており、定期通院されている患者さんが多数おられます。
先日 いつもお世話になっている治療機器の業者さんに来ていただき機器の説明・デモンストレーションをしていただきました。
「こういった機器を使っているのだろう」とイメージしていたものの、実際に機器を装着して体験してみると思っていたよりマスクの圧迫感が強く、空気圧がかなり気になりました。通常の大気圧が1気圧で、治療機器装着中は4〜7気圧の圧が発生しておりマスクの隙間があると余計に圧を感じて機器作動音もより大きくなってしまう といった注意点があるとの説明がありました。最新機種ですと通信システムが完備されており、使用中のデータはすべて送られているとのことでした。

スタッフの感想は
・意外と小さい。収納用カバンが付属しているものの列車で出張にはちょっときつい
・枕を替えただけで眠れなくなる人がいるのに、これを装着して本当に眠れるのかしら
・機器使用中の音があるが、これくらいの音なら隣でも何とか眠れそう
・自分自身で夜に使ってみたらどんな感じだろう
といったものでした。
夜間眠ることの重要性を再認識させられました。実際に患者さんが使用している機器に直接触れることはあまり無いのでまた機会があればデモ等をお願いしたいと思います。
