2/7午後診療 最後の患者さんはサゴシ(=サワラの幼魚)魚骨の子供さんでした。
今日の夕食でサゴシを食べて痛みあり。お母さんがノドを見たら、右扁桃に刺さっていたとのことで、お母さんと一緒に右扁桃を観察。
Dr.「魚骨が見えたのは右扁桃のこの辺りでしょうか? 見当たりませんね。」
流涎 (りゅうぜん と読みます。よだれを流すこと)を認める為、ファイバーで確認。右扁桃の下方に魚骨を確認し無事摘出。
ファイバー大変だったと思いますが、とってもお利口さんで頑張ってくれました。
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2/7午後診療 最後の患者さんはサゴシ(=サワラの幼魚)魚骨の子供さんでした。
今日の夕食でサゴシを食べて痛みあり。お母さんがノドを見たら、右扁桃に刺さっていたとのことで、お母さんと一緒に右扁桃を観察。
Dr.「魚骨が見えたのは右扁桃のこの辺りでしょうか? 見当たりませんね。」
流涎 (りゅうぜん と読みます。よだれを流すこと)を認める為、ファイバーで確認。右扁桃の下方に魚骨を確認し無事摘出。
ファイバー大変だったと思いますが、とってもお利口さんで頑張ってくれました。
2/6診察終了後に尾張一宮駅前ビルで行われた講演会へ参加してきました。
尾張一宮駅前ビル(愛称「i-ビル」)は、平成24年11月にオープンした図書館や子育て支援センターなどの複合的な施設で、新しい施設ということもありイルミネーションがきれいです。
一宮と言えば「ツインアーチ138」。高さ138メートルの美しい2つのアーチを持つ展望タワーが有名です。
今回は尾張一宮駅前ビルの中にある会議室でのインターネット講演会でした。
インターネットを介しての質疑応答も可能です。
今後はこういった講演会が増えていくのでしょうか。
キッズルームに新しい絵本を追加しました。
定番のトミカ、トミックス、トーマスです。
今回はウルトラマンも揃えてみました。
2/4(土)診察終了後に
名古屋市内で行われた「アレルギー性鼻炎と生活環境」の講演会に参加してきました。
講師は東京大学 耳鼻咽喉科 准教授の近藤健二先生
内容は、アレルギー性鼻炎と大気、室内汚染 特にダニによる汚染についてでした。
東京大学のDrということで 難しい話とおもいきや
非常に面白い講演内容でした。
ダニについて
・ベッド・ふとん・床には、ダニ、ダニの死骸、またはそのフンが存在している
・ヒトの皮膚は数週間でおよそ28gも剥がれ落ち、ダニはそれをエサとし、1日に約20回のフンが出る
・天気のいい休日の朝に布団を干し、それを布団たたきでたたいて……といった行為はダニの死骸やフンを砕いてまき散らすことになり、実は逆効果である →ふとんたたきは軽くがベター
・床はやはりフローリングがベター(冬は寒いといったデメリットあるが)。掃除機のあとに床ワイパーの人が多いが、掃除機でダストが舞い上がり、ダストが床に落ちるのに2時間かかる →先に床ワイパーがベター
また、アカデミックではありませんが以下のような話もありました。
Dyson直営店「Dyson表参道」に行くと、ヒトが落とす皮膚の量と同等の“ポテチ”がもらえる
とのこと。
数週間で剥がれ落ちる皮膚量と同じ量の25gのポテチ 皆さんたべれますか
当院では スタッフが入職した際に必ず体験していただく検査があります。
それはこれです。
眼球の動きの異常を調べる眼振検査で、めまいで受診された患者さんには必須の検査です。
フレンツェル眼鏡といって内部に小電球がついた凸レンズの眼鏡を用いて眼球の動きを観察 します。
この眼鏡を装着すると、装着した人は目の焦点が合わなくなり、物が見えにくくなり視界が極端に遮られます。
眼鏡を装着したまま、急激に頭を前後や左右に動かす、上半身を寝たり起こしたりする 際の眼の揺れを観察するという検査です。
当院では、ベッド上で検査をおこなっています。
今回もスタッフに体験していただきました。
【首を下げる動作】
【上半身を起こす動作】
スタッフのコメント:「視界が遮られたままで非常に不安」とのことでした。
検査を受ける患者さんの立場になって、日々の看護をしていただければと願っております。
イビキ・睡眠時無呼吸を主訴に 当院受診される患者さんが増えています。
これまで検査機器を貸し出すのにかなりの待ち時間が生じておりました。
睡眠時無呼吸の検査機器はアプノモニターと呼ばれていますが、このたび追加購入し、合計3台体制となりました。
小児の検査も可能です。
イビキ・睡眠時無呼吸のある方は以下のコンテンツを参照の上、受診をお勧めいたします。
「アレルギー性鼻炎対策セミナー」に参加してきました。
場所は名古屋市内にある外資系ホテル
ロビーの表記も英語です
演題は「アレルギー性鼻炎に対する最新治療」
以下のような講演内容でした。
・アレルギー性鼻炎の治療には、内科的治療や外科的治療を含め様々な治療がある
・唯一の根本治療は免疫療法(=減感作療法)で、最近注目を浴びているが、実はかなりの歴史がある
・免疫療法には、皮下免疫と舌下免疫の2つがある
・皮下免疫と舌下免疫の効果は同等
・安全性は舌下免疫の方が高い
治療を受けた人が(全員ではないものの)治る可能性があるのは、素晴らしいことだと思います。
当院もスギ花粉症、ダニアレルギーに対する「舌下免疫療法」をおこなっております。
興味のある方は当院の舌下免疫療法のページを参照下さい。
本日午後診察での一コマ
中学生の患者さん 給食で ししゃも を食べてからチクチクと痛む とのこと。
のど観察前に 患者さん・お父さんへ お話し
Dr.「ししゃもは柔らかいので刺さりにくいのですが、飲み込むたびに痛いのであれば、刺さっているかもしれません」
Dr.「異物は目で見えるものが多いです」
お父さんと一緒にのどを観察
右扁桃に 白いかたまり発見
Dr.「魚骨というより白いかたまりでしょうか」 → 器具で摘出し、白いかたまり を看護師さんへ渡す
看護師 「先生 骨入ってました」
取れたものを観察してみますと、確かに骨。骨に「食物残さ」が付着していたようです。
見た目だけでは分からない『 難しい魚骨もある 』と感じた1日でした。
オランダ ボーネルンド製の ルーピング チャンピオン というおもちゃです。
届いた箱が まず お洒落
解説書は7か国語
そして中身は
みんさん仲良く遊んでね
1/21名古屋市内で行われた めまい懇話会 に参加してきました。
耳鼻科領域において、めまいの検査の中で最も重要なのが、眼球の動きに異常がないかどうか調べる眼振 検査です。
(脳血管障害を中心とした)中枢性めまいと(耳原因の)末梢性めまいの鑑別には頭部MRI(磁気共鳴画像診断)検査が有用である。しかしながら、MRIを使用しても初期には異常を認めない中枢性めまいも存在する。その場合は、眼振 検査等で丹念に経過を追うことが重要である といった内容でした。
眼振 検査の重要性について、再認識させれらる講演会でした。