2017年8月8日
朝 出勤すると真っ先にやることがあります。それは 「電子カルテのパソコンの電源を入れる」 ことです。パソコンが動かないと診察が出来ないので、「出勤→パソコン動作確認」が日課です。
8/7朝一番で診察室の電子カルテ用パソコンの電源を入れると → 動きません・・・
電源コードを抜き差しするも → 無反応・・・
朝早いため、サポートセンターにTELすると、「パソコン内部電源供給装置の故障の疑い」とのこと。自分では直せない為、すぐに来てもらうよう手配。待っている間に他のパソコンで代用できるよう準備していたところ、看護師さんから「先生、レントゲン装置のパソコンもおかしいです」と報告。
「ゲゲッ!!」 と思いながらも、分解掃除してみます。
2回ほど分解清掃するもダメで、こちらも業者さんを手配
①最初に手配した業者さん到着
やはり電源装置故障にてパソコンごと交換
②つぎに手配した業者さん到着
こちらも復帰出来ずパソコンごと交換・・・
パソコンが2台も壊れるとは・・・
大変な朝でした
2017年8月6日
ある朝の出来事です。クリニックの植栽部分に黒い物体が・・
枯れ葉の塊のように見えましたが、枯れ葉では無い予感がしたのでさらに近づいて見ると
コウモリです。
飛んでいて壁にぶつかったのでしょうか?
生きているようなので、このままそっとしておいたところ、昼にはいなくなっていました。
夕方に飛んでいる姿は見ますが、至近距離で見るのは初めてです。田んぼの真ん中のクリニックなのでいろんなことがあります。
2017年8月4日
クリニック南側の植栽刈込みを行いました。
植栽が伸びてダウンライトを覆ってしまっている状態でした。
ここを中心に刈込みを行いました。
before
after
植栽の手入れは大変です。
2017年8月2日
↑は滲出性中耳炎の手術で使用する鼓膜換気用のチューブです(直径2~3mm)。このチューブ挿入術を、成人は外来で局所麻酔、小児は入院で手術室でおこないます。顕微鏡を使用しますが、手術後はこんな状態になります↓
手術後は定期的に外来受診していただくわけですが、時間の経過とともに、チューブ周辺にカサブタが付着することが多いです↓
このまま放置すると、チューブが脱落する可能性が高くなります。そこで、点耳薬でカサブタを湿らせ、何回かに分けてゆっくり除去します。チューブが落ちない様に、カサブタのみ除去するのですが、これが大変な処置です。
無事 除去することができました↑
耳鼻科は細かい処置・手術が多いのです。
2017年7月31日
本日は7月最終日でした。
いつも頑張っていただいている居残りスタッフさんへモスバーガーの差し入れ
モスバーガー、モスチキン、玄米フレークシェイク etc
モスの「おいしさ」、食の「安全・安心」のこだわりはすごいですね。
スタッフさん 今月もどうもありがとうございました🙏
2017年7月29日
先日のことですが、「舌が白い」とのことで受診された患者さんがおられました。
舌を診てみると↓
以前から 「舌が痛い感じ」のため自己判断にて市販の口内炎用ケナログ軟膏(ステロイド含有)を毎日塗っていたそうです。
ケナログ軟膏は口内炎に有効なのですが、ステロイドには免疫作用を下げる効果があり、長期に及んだために、カンジダという真菌が出てきたようです。
ケナログ軟膏を中止していただいたところ
綺麗になってきました。
何かおかしいと感じたら自己判断をせず、医療機関を受診しましょう。
2017年7月27日
先日のことですが「おもちゃの釣り竿」で鼓膜を傷つけてしまった子供さんが受診されました。
釣り竿とはこれ ↓ です
兄弟で遊んでいて耳に刺さってしまったようです。
受傷2日目
鼓膜・外耳道に傷&出血を認めます。鼓膜穿孔はギリギリ無さそうです。
受傷8日目
凝血塊になってきました
受傷16日目
鼓膜穿孔は無さそうです
あとは血の塊が剥がれてくるのを待つのみです。
兄弟で遊んでいると勢い余って思わぬケガをする事があるので皆さん気をつけて下さい。
2017年7月25日
耳に入っている意外なもの その②
中耳炎治療で換気用チューブが入っている患者さんが定期受診された際の鼓膜写真です。
矢印部分に何かが見えます↓
拡大すると
ベアリングの様な金属球に見えます。
吸引器を使用して除去した為 実体は不明ですが何らかの人工物でした。
頻度は低いですが、成人でも色々な物が耳に入る可能性があるのです。
2017年7月23日
7/22診察終了後に名古屋市内でおこなわれた講演会に参加してきました。
演題は「めまい疾患と自律神経機能との関係」
講師は、JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長 石井正則先生
・自律神経検の乱れをチェックシートを用いてピックアップ
・中枢性自律神経ネットワークが興奮すると不眠・めまいの原因になる
・それを押さえるには薬剤・第二頚髄圧迫 等の治療法がある
という内容でした。
石井先生いわく、自律神経のコントロールにはヨガが非常に有効とのこと
名古屋駅近くにヨガの良い先生がおられるそうです。講演終了後に希望された方にはヨガの先生を連絡先を教えてくれるとのことでした。
残念ながら、私は聞いてくるのを忘れてしまったのですが
2017年7月22日
魚骨の子供さんが受診された時のことです。
前日の夜に秋刀魚を食べてから右ノドの痛みがあり、当院を受診されました。右側が痛いとのことで、右の扁桃をしっかり観察します。絞扼反射 (こうやくはんしゃ →「オエッ」とえずくこと) が強いのですが、何度かチャレンジ。
口蓋扁桃は、アーモンドのような形で上下に細長いのですが、右口蓋扁桃下極(=最下端)に白いものが見えました。ここの部分は普通に口を開けるだけでは見ることは出来ません。観察するには舌を器具で下方へ圧排し「オエッ」となった瞬間に判断するのです。
今度はお母さんと一緒に再度チェックしてみます。「オエッ」となった瞬間に魚骨らしきものがありました。下方から口蓋扁桃に刺さっているようです。
今度は摘出器具を用いて、「オエッ」となった瞬間に無事除去することが出来ました。絞扼反射で苦しかったと思いますが、何度か頑張っていただきありがとうございます。