「2日前からの両耳痛・両耳閉感」を主訴に 小学校高学年の子供さんが受診されました。
顕微鏡で耳を観察してみると何かあります。
Dr:「お母さん 耳に何か入っています。それも両耳です。」
右
左
Dr:「異物のようなので摘出してみます」
そして取れたものはこれです↓
摘出したものを看護師さんへ
看護師さん:「ナッツのように見えます」
Dr:「えっ ナッツ?」
取れたものをじっくり観察してみましたがやはり「ナッツ」のようです。
その後 お母さんと色々相談したのですが、ナッツが入った原因は残念ながらわかりませんでした。
当院ではアレルギー性鼻炎のレーザー手術をおこなっております。
妊娠中・授乳中の方も手術可能です。手術を受けられた患者さんからは良い評価をいただいております。
詳細は当院 アレルギー性鼻炎のレーザー治療 HPをご覧ください。
↓は院内に掲示してある当院オリジナルポスターです。
![IMG_5820[1]](http://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2017/12/IMG_58201-500x375.jpg)
月末でいつも残業していただいているスタッフさんへ差し入れをしました。

かぼちゃのタルト、カスタード&ホイップシュークリーム🍪です。
疲れた体にはやはり甘い物です。
スタッフさん 今月もありがとうございました🙏
先日のことですが「先程から耳の中がモソモソする感じ」とのことで受診された患者さんがおられました。
「もしかして」と思い、耳内を観察してみると
虫が入り込んでいました。
虫が動くと痛みを伴うため、麻酔で虫を殺してから除去するわけですが、
麻酔をしましたが虫の動きがなかなか止まりません。30分過ぎた頃、急に虫の動きが止まりました。
突起部分が、しぼんでいます↓

取れたものは、1.5cm程の虫でした。見えていたのは、尻尾部分だったようです。
除去後に鼓膜を診てみると、鼓膜と外耳道皮膚部分が一部赤くなっていました。

薬を処方し帰宅していただきました。
耳がおかしいと感じたら、耳鼻咽喉科で耳のチェックをお勧めいたします。
11/22(水)診察終了後に名古屋市内でおこなわれた講演会に参加してきました。
演題は、「PPI抵抗性GERDに対する病態に基づく治療戦略」
演者は、国立国際医療研究センター 消化器内科 診療科長 秋山 純一 先生です。
・逆流性食道炎では、胃酸を抑える薬で治療をするが、胃酸を抑えすぎることで種々の障害が出る ことがある。
・最近では薬物治療以外に内視鏡的治療 等が発達し臨床応用されている。
今回も色々と勉強になしました 
今日はこちらに出かけてきました 

うちのクリニックの近くにできた「ともまつ眼科クリニック」さんです。
本日はともまつ眼科クリニックさんの内覧会でした。
当院からもお花を贈らせていただきました💐
友松先生 ご開院おめでとうございます!👏
「柿ピー」が鼻に入ったとのことで、子供さんが受診されました。
「柿ピー」とはこれです↓

ピーナッツ部分ではなく、菓子の 柿 部分とのことで
鼻腔内を観察してみると↓

何かが見えました
機器で少し吸引してみたところ↓

ドロドロに溶けた物質が吸引出来ます。
「柿ピー」は餅米から出来ている為、溶けてきているようです。
さらに吸引を続けたところ↓
すべて除去することが出来ました。
皆さん 子供さんは何でも耳・鼻に入れることがあるので気をつけましょう 
スタッフさんにお願いしてエアコンフィルターの掃除をしていただきました。
今日もお掃除ありがとうございました🙏
11/16は木曜で休診日でしたが、名古屋市内で行われた講演会に参加してきました
演者は、大阪市立大学医学部 耳鼻咽喉科 教授 阪本 浩一先生 
演題は、「アレルギー性鼻炎治療の導入薬としての配合剤の役割」
内容は以下のようでした。
ハウスダストやダニといった通年性アレルギー性鼻炎の患者さんは自覚症状に乏しい(鼻内所見と採血データでは鼻が困るはずだが・・)
→それは患者さん自身が気づいていないだけで丁寧な問診をすることで、鼻以外のノド・咳といったアレルギー症状もピックアップすることが出来る。
講演を聴いて「うーんなるほど
」と思いました。
講演会終了後に演者の先生に、日常診療で疑問に感じていることをいくつか質問させていただき丁寧に答えていただきました。
「さすが専門の先生は奥が深い
」です