岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
「お医者さんの説明はわかりにくい🙄」
体調が悪い時、つらくて病院へ行く。そこでお医者さんの診察を受け、説明を受ける。しかしその説明の意味が全くわからない・・。そういう経験をしたことがある人はとても多いと思います。
当院ではこういったことにならないよう、医師の診察→医師の説明→その後 「iPadや紙媒体を用いスタッフによる追加説明」を積極的におこなっております。
そのためには、耳鼻科的な病気について スタッフの知識向上が不可欠です。
今回 診察開始前の時間を使い「院内勉強会」を行いました 
内容は、「咽頭側索炎」と「急性上咽頭炎」についてです。
iPadを使い院内モニター
に映し出して病気の解説を行いました。
今後もこのような取り組みを積極的におこなっていきます 👍
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
先日のことです。
「夕食でサバを食べてからノドが痛む」とのことで、患者さんが夕診終了後に当院を受診されました。
大きな口を開けていただき口の中を診てみましたが、口の中には骨は見当たりません。
そこで鼻からファイバーを入れて診てみます。

大きなサバの骨が
場所はどこかと言いますと↓
かなり奥で、ファイバーでしか観察することが出来ない場所です。
通常ですと
![IMG_9329[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2018/07/IMG_93291-e1530541563543-300x400.jpg)
こういった器具を使うのですが、この器具を使うには もう一人スタッフが必要なのです
診察終了後なのでスタッフがいません。大変申しわけないのですが明日の朝一番で摘出することに 🙇
翌朝 再度観察してみると↓

骨が無くなっていました 👀
自然脱落したようです 🙆
今回は自然脱落しましたが、魚骨の方は耳鼻咽喉科受診をお勧めいたします。
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
みなさん「RSウイルス」という名のウイルスをご存じでしょうか?
「RSウイルス」は冬になると流行する風邪のウイルスの一種です。9月頃から流行し、初春まで続くとされてきましたが、近年では夏季より流行が始まるようになってきています。
非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。母親からの抗体で防ぐことができず、何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染すると言われています。
症状
ウイルスに感染してから症状が出現するまでの潜伏期間は約4日間です。感染の初期には、鼻水・ノドの痛みがあり、その1〜3日後に咳が出るようになります(乳幼児の患者さんは熱も出ます)。成人や学童期の子どもであれば、これらの症状は数日の経過で「風邪」として治癒します。多くは軽症で済みますが、乳幼児の患者さんなどで咳がひどくなる、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出るなどの症状が出現した場合は、細気管支炎、肺炎へと進展することがあり注意が必要です。
その他の症状として、中耳炎の合併率が高いのが特徴です。耳の痛みで不機嫌になったり、中耳炎が原因で熱が長引くこともあります。
治療
RSウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく、対症治療(=症状をやわらげる治療)が中心となります。重症化した場合には、酸素投与、補液(点滴)、呼吸管理が行われます。
また、このウイルスのやっかいな点としては、細気管支という細い気管支の炎症が強くなり、喘息と同じような病状をひきおこしてしまうのです。
さらに、治った後も数年に渡り喘鳴(=ぜいぜい、ヒューヒューという呼吸音)を繰り返しやすくなる後遺症が出てしまうと言われています。したがって、乳児期に感染した場合は、その後2~3年は注意が必要です。
診断
RSウイルスの診断では、鼻咽頭拭い液を利用した迅速キットで検査を行います。
![IMG_1960[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2018/09/IMG_19601-500x375.jpg)
9/5(水)だけで当院で4名の子どもさんがRS陽性と診断されました。
全員に熱があり、熱の経過は1~3日で、兄弟間の感染、中耳炎の合併率が高かったです。
予防
RSウイルスは、RSウイルスに感染している人の咳やくしゃみの際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことで感染します。
感染力が強いウイルスですので、幼稚園・保育園などの流行状況に注意してください。
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
最近 続いている「動物の毛」シリーズですが、本日も患者さんが受診されました。
耳掃除の時や耳を傾けた時に「ゴソッ・ガサッと音がする」とのこと。
耳を診てみると↓
トラ模様の毛が・・🐯
カメラを奥にすすめてみると↓
毛の先端が鼓膜に触れてます 
器具を使って摘出したものがこれです↓
![IMG_1244[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2018/09/IMG_12441-500x375.jpg)
患者さん:「ネコのふーちゃんの毛だ
」「ふーちゃん、キジトラ模様なんです
」
Dr:「うーん、なるほど 🙌 」
続くときは続くものです 
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
先日のことです。
「鼻汁・咳」「耳がカサカサ音がする」とのことで受診された子供さんがおられました。
耳を診てみると↓
白い毛が
取り出してみると
毛の性状からすると動物の毛のようです。
白いネコ 🐱 を飼っているとのことでした。
摘出後 耳症状は無くなりました 
毛の抜ける動物を飼っておられる方の場合、何かの拍子に動物の毛が耳に入ってしまうことは時々あります。
耳症状で困っておられる方は耳鼻科受診をお勧めいたします。

岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
8/31(金)は8月最後の診察日でした
夕方の診療終了後 居残りのスタッフさんへ差し入れです。
今月はマック
🍟
![IMG_1192[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2018/09/IMG_11921-500x375.jpg)
マックフライポテト・月見バーガー・マックシェイクもも etc
マックフライポテトLサイズ 170g さすがに食べ甲斐あり 驚愕の534kcal 
たまごを月に見立てた月見バーガーシリーズはマクドナルドの定番で美味しかったです👍
スタッフさん 今月もどうもありがとうございました 🙏
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
「右耳閉感・右耳違和感」を主訴に受診された子供さんがおられました。
「綿棒で右耳内 上の方をこするとグジュグジュいう」とのこと。
早速 右耳を診てみると

毛が1本 🙂
毛の先端が鼓膜表面に触れており、これが原因の可能性大です
毛を除去し、耳症状は改善されました 👍
取れたものは↓
人の毛にしては、細く少し縮れている感じ・・
お母さん:「黒い毛のネコちゃん飼っています 🐱。うちの子 ネコちゃん抱いて寝ています」
Dr:「なるほど
」
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
先日のことです。1週間前より「鼻汁・鼻閉・ バンドエイドの臭い がする
」とのことで子供さんが受診されました。
Dr:「バンドエイドですか。古くなったバンドエイドの臭いでしょうかね?」
鼻の中を観察してみます。

異物らしきものが・
Dr:「えっ バンドエイド
」
取り出してみると
バンドエイドでした 
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
8/25(土) 診察終了後に名古屋市内で開催されたセミナーに参加してきました。
演題は「薬剤耐性対策をふまえた小児上気道感染症の現状」
演者は 藤田保健衛生大学名誉教授でヨナハ総合病院 院長の鈴木賢二 先生です。


内容は以下のようでした。
・近年、抗菌薬が効かないAMR(薬剤耐性)をもつ細菌が世界中で増えている。
・特に、免疫力の弱い乳幼児や妊婦、高齢者、また、持病を持つ人は、感染症にかかると重症化しやすく、耐性菌が広まり使用できる抗菌薬が減ると、命の危険が高まる。
・薬剤耐性(AMR)の拡大を防ぐには、抗菌薬は、必要な場合に、医師の指示通り適切な量を適切な期間、服用することが大切である
・畜水産分野においても、(乳、食肉、養殖魚、鶏卵などの)畜水産食品で抗菌薬が残留する可能性があるため適正使用が法律で定められている。
講演終了後の質疑応答でも活発に意見交換がおこなわれました。
やはり専門の先生は奥が深いです。今回も大変勉強になりました。
岩倉市 いのうえ耳鼻咽喉科です。
8/23(木)は休診日です。
お盆に院内を改装したばかりですが汚れているところもあり、クリニックの定期清掃を行いました。
![IMG_0964[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2018/08/IMG_09641-e1534998333627-300x400.jpg)
![IMG_0969[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2018/08/IMG_09691-e1534998382331-300x400.jpg)
今回もピカピカにワックスがけをしていただきました

清掃業者の皆さん いつも綺麗にしていただきありがとうございました 🙏