クリニックブログ

インフルエンザ 当院の取り組み

カテゴリ:  2019年1月19日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

連日のインフルエンザ ネタで申し訳ありません🙇‍

 

今回は「インフルエンザ😷 当院の取り組み」を紹介いたします

 

感染が疑われる方は感染隔離室で待機していただきます。
感染症予防室

 

次は耳鼻科ならでは ですが
 鼻内を眼で診て、通り道が広い方へ検査用綿棒を挿入します(痛みが軽減します)。
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インフルエンザ検査キットには検査用綿棒が同封されていますが、これは敢えて使っていません。
 さらに侵襲の少なく(痛み少なく)、鼻汁吸着性の高い(診断率↑)タイプの綿棒を、別途購入して使用しています。
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富士フィルムが開発した高感度検出技術を用いた診断装置(富士ドライケム)
 昨シーズンより導入しており、発症早期で診断率がグッと↑します。
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診断後 看護サイドスタッフによるアフターフォロー
 インフルエンザの出席停止期間について、スタッフより紙媒体を用いて説明しています。

 

高熱の患者さんは待っているだけでも体がエライと思います。
可能でしたら、待ち時間が少ない(2診体制の)平日PMの受診をお勧めいたします

熱の患者さん

カテゴリ:  2019年1月17日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

インフルエンザの勢いは凄いですね😷

 

・高熱があり全身倦怠感がひどいのにインフルエンザ検査が陰性の患者さん
・微熱で元気なのにインフルエンザ検査が陽性の患者さん

色々な場合があり、毎日考えながら治療に当たっています。

 

 

先日のことです。

高熱で前日に救急外来受診された子供さんが、当院受診されました。
前日の検査ではインフルエンザ陰性ですが、高熱が続いていました🤔

 

やはりインフルエンザを疑うのですが、ノドを診てみると

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咽頭に少し膿が付着・・

 

ここで検査キットでインフルエンザとアデノウィルスの両方をチェックすることに

 

結果は↓
IMG_2027[1]インフルエンザではなく、アデノウィルスでした😐

 

 

このアデノウィルスですが、
別名プール熱と呼ばれており、症状・経過がインフルエンザそっくりなのです 🙄 

 

インフルエンザには抗インフルエンザ薬がありますが、アデノウィルスには特効薬がないため今後の見通し(しばらく高熱が続く・イビキひどい など)をお話ししてこのまま様子をみていただくことに

 

病名が分かると、高熱が続いていても見通しが分かるので患者さんは安心されます

 

注意深い観察は重要ですね

厚生労働省ポスター

カテゴリ:  2019年1月16日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

インフルエンザが流行しています😷

今回はネットでこんなものを見つけました。

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厚生労働省のポスター

マメゾウくん、コマメちゃん です。

 

 

インフルエンザの感染経路には、主に2つ あります(厚生労働省HPより引用)。

【インフルエンザの主な感染経路】😷

(1)飛沫ひまつ感染
感染している人のくしゃみ・咳で出るしぶきを吸い込むことによる感染。くしゃみ・咳を浴びる距離(約2m)にいる人は感染の危険性が高い。
(2)接触感染
感染している人の唾・鼻みずが手から手へ、もしくは ドアノブやつり革などを介して手に付着することによる感染。

 

毎日診療をしていて思うことですが
インフルエンザは、「かからない」「うつさない」ことが重要ですね

インフルエンザ 意外に多い「父親」から感染

カテゴリ:  2019年1月15日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

相変わらずインフルエンザが流行っています😷
1/14のニュースで面白い記事を見つけました。

 

タイトルは、

意外に多い「父親」から感染 インフルエンザ感染拡大

 

内容は以下のようでした(抜粋)。

 

 

家庭内のインフルエンザ感染について、
神奈川・川崎市の「廣津医院」の院長が、独自調査で「ある興味深いデータ」を割り出した。

「他の家族へ一番インフルエンザをうつし易いメンバーは誰

(子供は年齢ごとに)乳幼児・小学生・中高生の3つのグループに分け、これに母親、父親を加えて比較した。

結果は↓
他の家族への感染率が一番高かったのは、0歳から6歳までの乳幼児で12%。
2番目に家族にうつす確率が高かったのは、意外にも父親で8.6%。

 

 

について、廣津伸夫院長のコメント

「子どもが感染してますと、お母さんは、付き添いで面倒見なきゃいけないわけですね」
「お母さん含めて、家族に感染する率が高いということになります」

 

について、廣津伸夫院長のコメント

「お父さんとお母さんの感染率の違いは、“意識の違い”。それにつきますね」
「お父さんからの感染率が高いというのは、感染を防御するという意識がない」😱

父親から、ほかの家族への感染率が高い理由は、ずばり「お父さんたちの意識の低さ」にあった。

 

この記事を読んで、以前から同じように感じており、『 全くその通り~🙆‍ 』と思いました。

 

乳幼児の子供さんがインフルに罹患した場合は、マスクを嫌がり やむを得ないと思いますが、

2番目だった、意識の低い お父さん 

「まあいいや」「何とかなるさ」という気持ちでは ダメなのです

花粉症のレーザー手術を行っております

カテゴリ:  2019年1月14日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

当院では花粉症のレーザー手術を行っております

DSC_0042花粉症のシーズンに入ってしまうと手術を行うことは出来ません。

痛みもほぼ無く、15分程度で終了します。

シーズン前の手術をお勧めいたします。

スーパーの営業時間

カテゴリ:  2019年1月13日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

当院の近所にあるスーパー「カネスエ八剱店🛒」です。

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先日のことですが
ふと寄ったついでに店内の掲示物を見ると

IMG_3790[1]営業時間変更のお知らせ 「 夜 9:00まで営業 」

 

以前は夜8:00までだったような・・

この人材不足の世の中で、頑張っていますね 😆 

 

営業時間を延長するわけではありませんが
当院も頑張ります

神社へお参り

カテゴリ:  2019年1月11日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

寒い日が続いていますね。

 

遅くはなりましたが、年が明けて 初めてのお参り⛩に行ってきました。

行先は、小牧市にある「田縣(たがた)神社⛩」です。

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平日でしたが外国人の方も多数おられて賑わっていました。

お参りの他に、神社でやることと言えば
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おみくじ」です。

 

そして結果は
IMG_3782大吉」でした

 

色々とお願い事をしてきました 🙏

たまたま航空性中耳炎

カテゴリ:  2019年1月9日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

当院では子供さんが受診された場合、症状のある部分だけではなく「耳・鼻・のど すべての部位」を診察しております。
理由は、耳の症状で受診したが実は鼻が原因だった など関係あることが多いからです。

 

今回 「鼻汁」を主訴に受診された幼稚園の子供さんがおられました。
鼻は感冒様の鼻汁でしたが、耳を診てみると↓
左右これは 🙄 
両耳の航空性中耳炎です。

 

前日に飛行機✈️に搭乗したとのこと

 

耳症状は何も訴えていなかったようですが、気圧変化に適応出来ずこの様な状態になっていました

鼓膜は時間とともに徐々に綺麗になっていきました 😀 

 

すべての部分を診察すると、色んな病気が見つかることがあります。

富士フィルムのインフルエンザ検査装置

カテゴリ:  2019年1月7日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

1/7(月)から新学期が始まりますね。

学校が始まるとインフルエンザが急速に拡大する可能性があります。

 

当院では昨シーズンより富士フィルムインフルエンザ検査装置を2台導入しております

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TVのCMでやっているやつです 🙄 

 

 

この機器に使われている富士フィルムの技術ですが、
富士フィルムが開発した高感度検出技術を用いて銀を吸着させることで
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ウィルスが少ない感染初期でも診断可能です。
デメリットは判定に時間がかかる⏳ことですが、そのため当院では2台体制をとっております

 

当院ではインフルエンザの可能性のある方は、感染症隔離室 or ベッドで待機していただいております。

インフルエンザ罹患の可能性ある旨」を受け付けまでお伝え下さいますようお願い申し上げます🙇‍

1/5(土)セミナーに参加

カテゴリ:  2019年1月6日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」です。

 

1/5(土)診察終了後に名古屋市内でおこなわれたセミナーに参加してきました

演者は、川崎医科大学 耳鼻咽喉科 教授 原 浩貴 先生
演題は「嚥下障害への対応ー摂食嚥下チーム運営から見た今後の課題ー」

IMG_3708[1]内容は以下のようでした

・患者さんの嚥下状態を確認するには嚥下内視鏡が有用
・嚥下内視鏡が扱えるのは、やはり耳鼻科医
・嚥下障害の患者さんへアプローチするには、言語聴覚士・理学療法士・管理栄養士・看護師などの多職種チームでの介入が必須

 

-摂食と嚥下-

健常人からすると、「食事・水分が飲み込める」のは当たり前のことなのですが
脳血管障害後遺症などが原因で、嚥下が上手く出来ない患者さんは病院には非常に多いのが現実です。

 

私も、病院勤務医時代に摂食嚥下チームの設立に加わったことがありますが、困っておられる患者さんは本当に多かったです。また、それを何とかしたいと思っておられる看護師・リハビリ関係の方たちの熱意💪🔥には凄いものがありました。

 

何事も 人を動かすのは熱意💪🔥なのですね。

色々と勉強させてもらいました。