カテゴリ: お知らせ 2020年8月10日
先日当院スタッフにおいて新型コロナウイルスの感染が発生したことをお伝えしましたが、その第2報になります。
当該スタッフにおいては、マスクを着用し、標準予防策にて勤務しておりました。管轄保健所より「患者様と当該スタッフとの濃厚接触は認められない」との見解をいただいております。
今回 一緒に勤務したスタッフはPCR検査を受け、陰性であることを確認しております。 また現在新型コロナウイルス感染症を疑うべき症状のあるスタッフは発生しておりません。
しかしながらPCR検査は疑陰性(感染症にかかっているのにPCR検査で陰性である)可能性もあり、2週間(8/21まで)、の症状観察期間を設けるよう管轄保健所より指示を受けております。(8/11~12,17~19,21電話再診を行います)。
この度は、ご不便やご心配を与えましたことを心よりお詫び申し上げます。
いのうえ耳鼻咽喉科 院長
カテゴリ: お知らせ 2020年8月8日
当クリニックのスタッフがコロナウィルスのPCR検査陽性であることが8/7に判明いたしました。
患者様と当該スタッフとの濃厚接触は認められないと管轄保健所の見解をいただいております。当院を受診された皆様ご安心下さい。
当該スタッフ含め全員に発熱等の症状は認めておりませんが、患者様・スタッフの安全性の確保と感染拡大防止のため8/8(土)~8/21(金)まで臨時休診とさせていただきます(8/8,11~12,17~19,21電話再診を行います)。通常診療の再開は8/22(土)になります。
当院では、かねてより感染対策には充分気を付けていたのですが、このような結果になり大変申し訳なく感じております。長期の休診であり本当に心苦しいのですが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
いのうえ耳鼻咽喉科 院長
カテゴリ: お知らせ 2020年8月8日
8/11(火)~12(水)、8/17(月)~19(水)、8/21(金) の期間中で
【電話再診が可能な方は、以下の項目すべてを満たす方です】
・当院受診歴(診察券番号)がある方
・慢性疾患に対するお薬希望で、2ヶ月以内に当院で同じお薬を処方されている方
(例:アレルギー性鼻炎の方、舌下免疫治療中の方、めまい・耳鳴りでここ数ヶ月処方内容が変わってない方)
・病状が安定している方
【注意していただきたいこと】
・風邪症状や、耳の痛み・のどの痛み等の急性症状は、電話再診での処方は出来ません。
・「睡眠時無呼吸で定期受診の方」は、対象外とさせていただきます。
・薬の受け取りは「あさかぜ薬局さん」となります。
・クリニックへの支払いは8/22(土)以降に窓口へお願いいたします。
・保険証の有効期限が切れている方、変更のある方は8月中にご確認をさせていただきます。
・中学生以下の患者様は、保護者の方からお電話をお願い致します。
電話再診は8:45~12:00、15:00~18:30とさせていただきます。
(AM開始直後は電話が繋がりにくい状態となっております)
カテゴリ: 診療について 2020年8月6日
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
勤務中に「タイヤの破裂音を聞いた」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
耳をチェックしましたが正常でした。
次に聴力検査をおこなうわけですが
まずは正常な聴力検査データです↓
下に行けば行くほど 聞こえが悪いです。
縦軸の聴力レベルで、20dB(紫色の〇)より上にあれば正常聴力と言えます。
次に 今回の方の聴力データです↓
左の聴力が全体に低下していました(紫色の矢印)。
診断は、「音響外傷」です。
音響外傷の患者さんは時々受診されます→詳細はこちら
耳症状で気になる方は「耳鼻咽喉科の受診」をお勧めいたします
【お知らせ】
8月は、毎週月曜午後、毎週土曜が2診体制となります。
公式LINE始めました。
オンライン診療 始めました。
ピアッシング始めました。
カテゴリ: 診療について 2020年8月3日
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日 当院を受診された患者さん
問診表に「ピアスの・・」と書かれており
当院ピアッシング開始したので「さっそく受診」と早合点しましたが違っていました
「ピアスのキャッチが耳に入った」とのこと。
ピアスのキャッチとは、これです↓
どれどれと 耳を診てみると↓
ありました
さらに近づいてみると
丸い金属製のようです。
一番奥まで入っているので、吸引機で吸い出してみると
無事取れました
皆さん ピアスのキャッチの取り扱いには気を付けましょう
【お知らせ】
8月は、毎週月曜午後、毎週土曜が2診体制となります。
公式LINE始めました。
オンライン診療 始めました。
ピアッシング始めました。
カテゴリ: 診療について 2020年7月31日
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「爪楊枝で耳掃除中 折れてしまった」
とのことで当院受診された患者さんがおられました。
耳を診てみると↓
爪楊枝が・・
器具で摘出しました
昔は「マッチ棒で耳掃除して折れた」患者さんが、受診されることがしばしばありましたが
今はマッチ棒 自体 お目にかかることがなく 全く受診されません。
皆さん 耳掃除は気をつけましょう
【お知らせ】
8/1(土)は院長・非常勤医師による2診体制となります。
公式LINE始めました。
オンライン診療 始めました。
ピアッシング始めました。
カテゴリ: お知らせ 2020年7月29日
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
以前よりお問合せのあった「ピアッシング」を
8/1(土)から開始いたします。
「ピアッシング」について
当院では、「耳たぶ」へのファーストピアスのピアッシングを行っています。ピアッシングは耳たぶのみで、耳の軟骨や鼻、へそなどは行っておりません。
クリニックで用意したピアスの中から選んでいただき、ピアッシングをおこないます。使用するピアスは、金属アレルギーの少ない、純チタン処理した医療用ステンレス製ピアスを使用しています。
日本人の平均的な耳たぶの厚みは、6mm程度といわれています。
ピアッシング後は、耳たぶが腫れてくるため、当院では、8mmのロングタイプを使用しています。
この2mmの余裕が、アフターケアを容易にし、トラブルを防ぎます。
なお、ファーストピアスを持ち込みになってのピアッシングは致しておりません。
手順
診察・カウンセリング
ピアスの注意事項やアフターケア・ファーストピアスの種類などについて説明します。
「医療用ステンレス」はアレルギーをおこしにくい金属ですが、アレルギー体質・金属かぶれを起こしたことのある方、金属アレルギーが心配な方は、アレルギーを起こす心配のない「純チタン製」をお勧めします。
マーキング
鏡で見ながらピアスを開けたい位置を決めて印を付けます。耳の形は左右同じでは無いことも多いです。
ピアッシング
ファーストピアスを耳たぶに挿入します。痛みは注射をうけたときと同じ程度です。ピアッシングは一瞬で終了します。
アフターケア指導
シャワー・入浴・洗髪は当日から可能です。約1か月間は、スタッドを付けたまま、毎日欠かさずピアスを前後に移動させて回しながら消毒をおこなってください。
ファーストピアッシング後の正しいピアス位置
・Aのようにスタッドの頭部が耳から飛び出した状態になっているため、Bのように頭部を押し込んでください。
・スタッドは耳にゆったりと余裕を持って付けます。Cのようにキャッチで耳を締めつけないように注意してください。
治療後の注意点
当院では金属アレルギーの少ない「純チタン処理した医療用ステンレス製ピアス」を使用しておりますので安全ですが、ピアス孔あけ後、まれにかぶれたり化膿することがあります。耳たぶが赤く腫れたり、痛みがある場合、その他ご心配な時には保険診療で治療をすることが可能ですので、受診してください。
化膿したからといってあきらめてピアスをはずしてしまうと、ピアスホールがふさがってしまいます。
ピアスをつけたままで上手く治療すれば、ピアスホールを安定させることが出来ます。
費用
ピアッシングは保険適応外(自費)となります。
1個所 |
ピアス代込み 3,300円(税込)
|
2個所 |
ピアス代込み 5,500円(税込) |
3箇所 |
ピアス代込み 7,700円(税込) |
4個所 |
ピアス代込み 9,900円(税込) |
未成年の方は、保護者の同意書が必要です。ピアス施術説明書をお読みになり当日保護者と一緒にご来院いただけない方は、保護者の方に署名・捺印していただいた同意書をお持ちください。
なお、中学生・高校生の方は保護者同伴でお越しください。小学生にはピアッシングはおこなっておりません。
カテゴリ: 診療について 2020年7月25日
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「耳たぶが腫れた」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
耳を診てみると↓
赤く腫れ あがっていました。
写真では分かりませんが、顔面まで腫れており「総合病院の皮膚科紹介」となりました。
病名は、「丹毒(たんどく)」です。
「丹毒」とは真皮(=皮膚の浅い部分)の化膿性炎症のことです。
原因:小さな傷口、虫刺され、手術部位など皮膚のバリア機能が低下した箇所から A群溶連菌や黄色ブドウ球菌が体内に侵入することで発症します。
症状:顔面や手足の皮膚が急激に赤くなり膨張します。境界明瞭で圧痛を伴い、熱感があります。皮膚病変は、赤みが強く浮腫状です。
診断:血液検査で炎症性変化を確認する場合もありますが、皮膚所見が非常に特徴的であることから、典型例では皮膚症状のみから丹毒と診断可能です。
治療:抗生剤を使用します。軽症例は内服でOKですが、重症例になると点滴をおこないます。
丹毒(たんどく)
覚えやすい名前ですね。
耳鼻科でも治療するのですが、炎症が広範囲の場合は総合病院に皮膚科紹介となります。
今回の患者さんも抗生剤点滴治療となりました。
【お知らせ】
①7/27(月)午後は、
15:30~17:15頃まで院長不在の為、非常勤医師による1診体制となります。
17:15~院長・非常勤医師による2診体制となります。
②7/25(土)は院長・非常勤医師による2診体制となります。
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カテゴリ: 診療について 2020年7月22日
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「左顔面の腫れ😥」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
顔を診てみると、左頬が腫れていました。
「20代の頃に副鼻腔炎の手術を受けた」とのこと。
総合病院でCTを撮影したところ↓
以前に手術を受けた部位に「膿の空洞」が出来ていました(赤丸部分)
病名は、「術後性上顎のう胞」です
大昔 副鼻腔炎手術を受けた患者さんが、数十年の経過を経て、膿の空洞が出来てしまう病気です。
風邪 等を契機に顔が腫れて痛みが出る場合が多いです。
今回の患者さんは、「炎症を抑える薬」で症状は軽快しました😌
根本的な治療は、再手術ではありますが、「昔の手術がすごく痛かった😖ので もうやりたくない」という患者さんは多いです。
「何十年も前の手術が原因で顔が腫れてくるとは・・」と思っておられる患者さんは多いです。
何科に受診したら良いのか分からず、歯科で問題無しと言われて耳鼻科受診される患者さんもおられます。
顔の腫れが気になる方は、一度 耳鼻咽喉科を受診されてはいかがでしょうか
【お知らせ】
7/27(月)午後は、
15:30~17:15頃まで院長不在の為、非常勤医師による1診体制となります。
17:15~院長・非常勤医師による2診体制となります。
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