先日のことですが、「鼻すすり」が原因で「滲出性中耳炎」になっている子どもさんがおられました。
鼻の中を観察すると、粘膜が蒼白で「アレルギー性鼻炎」の状態でした↓
春からのアレルギー性鼻炎が原因で「鼻すすり」をしており、難聴の訴えもありました。
「鼻すすり」が続いている子どもさんは、耳鼻咽喉科で耳チェックをお勧めいたします。
2017年5月
先日のことですが、「鼻すすり」が原因で「滲出性中耳炎」になっている子どもさんがおられました。
鼻の中を観察すると、粘膜が蒼白で「アレルギー性鼻炎」の状態でした↓
春からのアレルギー性鼻炎が原因で「鼻すすり」をしており、難聴の訴えもありました。
「鼻すすり」が続いている子どもさんは、耳鼻咽喉科で耳チェックをお勧めいたします。
今日は岩倉市内の小学校へ耳鼻科健診に行ってきました。
天気は快晴
保健室で沢山の子ども達を診るわけですが、地元の小学校なので当院受診していただいている子どもさんが沢山おられます。
そこで
私を見つけた時の子ども達の反応:「あの先生知っている」「いのうえ耳鼻科の先生だー」「痛いことイヤだー」
健診の最中の子ども達の反応:「緊張で無反応」「(知っているよ…の表情で) 終始ニコニコ」「恥ずかしいのであえてクール」
etc..
微笑ましいですね
岩倉市内の小学校で行われた救急救命法講習会に参加してきました。
教職員・保護者の方を対象に、ダミー人形(訓練用人形)を実際に使って参加者全員に実践していただきました。
↑救急救命士さん 手際良くカッコイイです。
教職員の方で、心臓マッサージがとても上手な方がいました。どこで学んだのでしょうか。
私自身も、いざという時の対応を再確認する良いきっかけとなりました。
先日のエアコン洗浄の際に、ネブライザー室のエアコンのルーバー(風方向を調整する羽根状の物)が動かないことが判明。
本日 ルーバーのモーターを交換していただきました。
開院して7年経つのですが、7年経つと色々なところが壊れてきます。
先日のことですが、鼻のかみ過ぎで中耳炎になっておられる患者さんが受診されました。
かなり強くかんだようで、「航空性中耳炎」のような所見です。
急な圧変化のため、↑部分が内出血しています
ここで 正しい鼻のかみ方 について
①(両方同時ではなく)片方ずつかむ
もう一方の鼻をきっちり塞ぐのがポイントです
②思い切り強くかんではダメ
いっきに力任せにかんではいけません
③少しずつ小刻みにかむ
ゆっくり、あわてずに少しずつが正解です
その他の注意点として、「鼻すすりもダメ」です。
↑の写真は 過度の鼻すすりが原因で、鼓膜の裏に水が溜まる(=滲出性中耳炎に近い)状態です。
鼻の調子が悪い方は無理をせずに耳鼻咽喉科を受診しましょう
5/11名古屋市内で行われた「咽喉頭食道疾患研究会」に参加してきました。
講師は 佐賀大学耳鼻咽喉科准教授 島津倫太郎先生
演題は 『胃酸逆流と耳鼻咽喉科』についてでした。
ところで皆さん「逆流性食道炎」をご存じでしょうか?
「逆流性食道炎」とは、胃から食道への逆流を防ぐ機能が働かなくなったり(下部食道括約筋の機能低下)、胃酸の分泌が増えすぎたりして、胃の内容物が食道に逆流して長くとどまることで起こります。
等の症状が出るのですが、検査としては問診・アンケートを使った問診表・内視鏡検査をおこないます。
しかしながら、内視鏡で異常が見つかる率は50%と低い のが現状です。最終的には『24時間pHモニタリング検査』が最も有用と言われていますが、大学病院などの特殊な施設でしか行われていません。
『24時間pHモニタリング』とはこれです↓
センサーを鼻から挿入し胃まで入れる これを24時間装着する という辛そうな検査です。
実は「のどの違和感」で耳鼻咽喉科を受診される方は非常に多く、逆流性食道炎、咽喉頭異常感症 など種々の病気が考えられます。
「のどの違和感」のある方は一度 耳鼻咽喉科受診をお勧めいたします(24時間pHモニタリングはやりませんのでご安心を)。
今日は朝から業者さんに来ていただき、すべてのエアコンの分解清掃をしました。
業務用の天井カセット式なので、内部すべて外して清掃可能です。
まずは濡れないように養生します。
外すとこんな感じです。
内部はしっかり汚れていました。
↑ すごい 顔まで入れて洗浄です。
しっかり綺麗になりました܂
5/10口腔・口唇ヘルペスウイルスの子供さんが受診されました。
〇はアフタ様口内炎、〇はカサブタになった口内炎
↑写真では分かりにくいですが、口腔内・口唇に多数の口内炎を認めました。痛みで食事がかなり減っているようです。
実は4日前にも39.0℃の高熱で受診されており、その時はインフルエンザを心配されておりインフルエンザキットでは陰性でした。(昨日から解熱していますが)高熱が4日間続き、口内炎が出現したようです。乳幼児の患者さんなら、経口摂取不良で入院レベルの重症です。
何が凄いかというと、「解熱したので登校し体力テストやったとのこと」 反復横跳び→懐かしい・・
若いって凄いです
耳垢栓塞(じこうせんそく)とは、いわゆる「みみあか」のことです。
ここで、耳垢について少し述べたいと思います。
耳垢には、乾燥した耳垢「乾性耳垢」と、どろっとした軟らかい耳垢「湿性耳垢」の2種類があります。
「乾性耳垢」
「湿性耳垢」
これらは生まれた時から遺伝的に決まっているものであり、途中で変化するものではありません。日本人の約7割が乾性耳垢で、残りの約3割が湿性耳垢と言われています。 西欧人では日本人と違い約9割が湿性耳垢です。そのため湿性耳垢の多い西欧には、日本でいうところの「耳かき」が普及してしません。湿性耳垢は、通称「あめ耳」「ねこみみ」とも呼ばれていますが、湿性であるから病気と言うことではありません。 耳垢のたまる速度は、その人の代謝によりますので体質による個人差がかなりあります。
学校健診で「耳垢栓塞」を指摘された方は、学校健診用紙を持参の上、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
4月下旬から何故か「くしゃみ・鼻汁・鼻閉」がひどいと思っておられる方は多いと思います。花粉症かな?と思っていた症状の原因はもしかしたら黄砂によるものかもしれません。
さいきん自動車のボンネットについているアレです↓
黄砂とは、中国大陸から飛んでくるといわれる一年で数百万トンにも及ぶといわれる非常に目の細かい砂のことです。黄砂は飛来する過程で、上空で大気汚染物質と反応し、有害物質を含む物質になることが問題であるといわれています。
元々あるアレルギー状態(花粉症、喘息)が黄砂によって悪化すると考えられています
天気予報で気象予報士さんが「今日は風が強く黄砂の飛来が多いです」という日は特に注意が必要です。洗濯物の部屋干しも効果的です。