新しく入ったスタッフに聴力検査のトレーニングを行いました。
昼の休憩時間に、聴力検査の機械業者さんに来ていただき、2時間かけてしっかり教えてもらいました。
既存のスタッフから教えていただくのも良いですが、伝達ゲームのように、徐々に技術・教え方が変わってしまう可能性があります。基本に忠実がベストです。
2017年3月
新しく入ったスタッフに聴力検査のトレーニングを行いました。
昼の休憩時間に、聴力検査の機械業者さんに来ていただき、2時間かけてしっかり教えてもらいました。
既存のスタッフから教えていただくのも良いですが、伝達ゲームのように、徐々に技術・教え方が変わってしまう可能性があります。基本に忠実がベストです。
3/5 愛知医大での講演会に参加してきました。
演題は『耳鼻咽喉科におけるアンチエイジング』
アンチエイジングとは、日本語で言うと「抗老化」「抗加齢」
「サザエさん」一家の波平さんは54歳(意外に若い)、写真の「郷ひろみ」さんが56歳(2012年当時)
このような違いがなぜ生じるかを科学的に研究していくのが「アンチエイジング医学」
『カロリー制限で老化が予防出来る』
・腹7分目のカロリー制限食は健康長寿の切り札である
・過食は活性酸素を増やし、体をサビつかせて老化を早める
というものでした。
具体的事例として
ウィスコンシン大学の研究グループは、アカゲザルという猿を約10歳になった時点から『摂取カロリーを70%に制限するグループ』と『通常通り摂食させるグループ』の2群に分けて観察。その結果カロリー制限をした猿では、糖尿病、癌、心血管病などの加齢疾患の発症率を低くし長寿をもたらすことが判明した。見た目においても、カロリー制限した猿は毛がふさふさで、背筋が伸びていて、通常摂食の猿に比較して明らかに若々しく見えます
サルでもこれだけ差が出るわけです
明日からカロリー制限しましょう
3/4に名古屋市八事にあるホテルでの講演会に参加してきました。
八事は豊かな自然と多くの学校が集まる文教地区として有名で、名古屋市中心部とは雰囲気が違います。
今回は八事駅直結のこの白いホテル
講師は京都府立医大耳鼻咽喉科教授 平野滋 先生です。
演題は『声帯の手術と声帯のメンテナンス・再生医療』
声帯のメンテナンスに必要なもの
・やはり加湿 1日1.5Lの水分摂取(お茶・カフェインは脱水招くのでダメ)
・「アスタキサンチン」が有効
アスタキサンチンとは自然界に広く分布している天然の赤い色素で、サケやエビ、カニなどに多く含まれるカロテノイドの一種でビタミンCの約6000倍ともいわれる抗酸化力があるそうです。声を酷使しているプロの方でも、摂取することで有意なデータ差が出たとの話でした。アスタキサンチンはサプリとしても多数売られているようです。
講演会に参加する度に思うことですが、その道のプロフェッショナルの先生はやはり奥が深い
今回も非常に勉強になりました。
毎日診察をしていて、こういう時にスマホが使えると思うことが2つあります。
①他院でのアレルギー採血データの活用
花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、喘息 等の患者さんにおこなう採血です。
採血結果を紙媒体でもらうと思うのですが、これをスマホで撮影・保存しておくと、他のクリニックに受診する際に役立ちます。
②子供のイビキ・無呼吸
子供は、イビキをかかずにスヤスヤ寝息を立てているのが自然な姿なのですが、慢性的に大きなイビキをかいているようなら、それは即、なんらかの異常を示すシグナルと言えます。保護者の方は、子供がぐっすり眠れていない状態を、Drへ上手く説明できない場合も多いかと思われます。これをスマホ動画で撮影するのです。
「この患者さんの病気は何だろう?」「もう少し詳細な情報があれば」との思いで今回の内容を書かせていただきました。
当院受診される際は、上記データがあればご持参下さい。