2017年1月26日
「アレルギー性鼻炎対策セミナー」に参加してきました。
場所は名古屋市内にある外資系ホテル
ロビーの表記も英語です
演題は「アレルギー性鼻炎に対する最新治療」
以下のような講演内容でした。
・アレルギー性鼻炎の治療には、内科的治療や外科的治療を含め様々な治療がある
・唯一の根本治療は免疫療法(=減感作療法)で、最近注目を浴びているが、実はかなりの歴史がある
・免疫療法には、皮下免疫と舌下免疫の2つがある
・皮下免疫と舌下免疫の効果は同等
・安全性は舌下免疫の方が高い
治療を受けた人が(全員ではないものの)治る可能性があるのは、素晴らしいことだと思います。
当院もスギ花粉症、ダニアレルギーに対する「舌下免疫療法」をおこなっております。
興味のある方は当院の舌下免疫療法のページを参照下さい。
2017年1月25日
本日午後診察での一コマ
中学生の患者さん 給食で ししゃも を食べてからチクチクと痛む とのこと。
のど観察前に 患者さん・お父さんへ お話し
Dr.「ししゃもは柔らかいので刺さりにくいのですが、飲み込むたびに痛いのであれば、刺さっているかもしれません」
Dr.「異物は目で見えるものが多いです」
お父さんと一緒にのどを観察
右扁桃に 白いかたまり発見
Dr.「魚骨というより白いかたまりでしょうか」 → 器具で摘出し、白いかたまり を看護師さんへ渡す
看護師 「先生 骨入ってました」
取れたものを観察してみますと、確かに骨。骨に「食物残さ」が付着していたようです。
見た目だけでは分からない『 難しい魚骨もある 』と感じた1日でした。
2017年1月24日
オランダ ボーネルンド製の ルーピング チャンピオン というおもちゃです。
届いた箱が まず お洒落
解説書は7か国語
そして中身は
みんさん仲良く遊んでね
2017年1月21日
1/21名古屋市内で行われた めまい懇話会 に参加してきました。
耳鼻科領域において、めまいの検査の中で最も重要なのが、眼球の動きに異常がないかどうか調べる眼振 検査です。
(脳血管障害を中心とした)中枢性めまいと(耳原因の)末梢性めまいの鑑別には頭部MRI(磁気共鳴画像診断)検査が有用である。しかしながら、MRIを使用しても初期には異常を認めない中枢性めまいも存在する。その場合は、眼振 検査等で丹念に経過を追うことが重要である といった内容でした。
眼振 検査の重要性について、再認識させれらる講演会でした。
2017年1月15日
1/14(土)は未明から雪が降っていました。
昼過ぎから徐々に天候が回復してきたため、名古屋市内で開催された講演会に参加してきました。
演題名は『アレルギー性疾患と睡眠時無呼吸との関連について』
・アレルギー性鼻炎で鼻閉があると、睡眠時無呼吸を生じやすい
・睡眠時無呼吸があると苦しくて覚醒が起こる→睡眠の分断化→深い眠りに入れない
したがって アレルギー性鼻炎による鼻閉があると、睡眠の質が著しく落ちるといった内容でした。
講演会終了後に外に出てみると、名古屋駅周辺はすっかり雪景色。急いで帰りました。
2017年1月11日
年明けから流行が続いているインフルエンザですが、今週に入っても相変わらずインフルキットで陽性と出る患者さんが多い印象です。
感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」ですが、「手洗い」「マスク着用」「咳エチケット」「適度な湿度を保つ」が非常に重要と言われています。
小さな子供さんが学校・園で感染し、そこから家族全員に広がってしまったという話は良く聞きます。しかしながら、子供さんがインフルエンザにかかっても家族へ拡大させずに済んだ例もあります。
よくよく話を聞いてみますと
・子供さんがきっちりマスク着用
・うがいコップ・タオルといった共用物を排除
・室内を加湿・頻回換気
といった感染後の工夫をされているようです。
もっと大切なのは家族で対処すること。
家族で取り組み インフルにサヨナラしましょう。
2017年1月2日
1/2は地元医師会の休日診療所勤務でした。
休日診療所では午前・午後合わせて約50人の患者さんが受診されました。
31人の患者さんにインフルエンザキットを使用し、15人の方にA型陽性反応が出ました。
他に胃腸風邪の患者さんも多数おられました。胃腸風邪は、成人に多く下痢よりも腹痛・嘔吐の症状の患者さんが多い印象でした。
様々の病気が流行っている印象です。皆さん体調管理には充分気をつけましょう。
「いのうえ耳鼻咽喉科」は1月3日まで休診となります。1月4日から通常診療となりますのでよろしくお願いいたします。
2017年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
今年も『いのうえ耳鼻咽喉科』をよろしくお願いいたします。