岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「1週間前から鼻~ノドの間の痛みが続く」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
鼻閉・痰もあるとのことで、ファイバーで鼻~ノドを診てみると
上咽頭に 膿 が付着していました。
上咽頭はどこかと言いますと↓
鼻とノドの間(鼻の奥の突き当たり)の部位を指します。この部位に、細菌感染・ウイルス感染・空気乾燥などにより、上咽頭炎が起こります。
今回は、1週間前ということで、急性上咽頭炎という診断になります。
抗生剤内服で症状は消失しました。
1~2週間以内で炎症がおさまらない場合は、慢性上咽頭炎という状態になり、後鼻漏(鼻の奥から鼻汁がノドにおりる)、痰、首肩のこり、頭痛、倦怠感といった多彩な症状が起こります。
上咽頭は、ファイバーでしか観察出来ないため、耳鼻咽喉科での診察が必須となります。
鼻やノドの症状で困っておられる方は、耳鼻咽喉科の受診をオススメいたします。
3月は平日午後、毎週土曜が2診体制となります。
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