インフルエンザ大流行中ですね。
1/19付けブログでも「インフルエンザ 当院の取り組み」と題して、主にハード面での取り組みを紹介させていただきました。
インフルエンザ迅速検査は非常に有用な検査ではありますが、やはり検査の限界というものあります。
問診、診察、検査 と総合的に考え診断することが重要と考えています。
特に、診察においては のどの診察を重要視しています☝
何を診ているかというと
「インフルエンザ濾胞(ろほう)」です
インフルエンザ感染時に、のどの奥の壁(咽頭後壁)にイクラを思わせる ぶつぶつ が出現すると言われています。
例えばこの所見↓
もう少し近付き、光の角度を変えてみると
この赤いぶつぶつです。
感染後2,3時間程度で出現するため迅速検査より早期に拾え、感度特異度も96%程度と高い ! とのデータもあります。
東大出身のDrが起業した医療機器ベンチャー、アイリス(Aillis)が このインフルエン濾胞と人工知能(AI)を組み合わせて「インフルエンザの新しい検査法・装置」を開発しています(記事参照)。
昨年10月にこのセミナーを聴講してきました
私も「AIに負けじと💪」毎日診察を頑張っております