本日(1/9)より新学期が始まり、インフルエンザのさらなる流行が予想されます。
インフルエンザ診断のポイントは早期発見・早期治療です。
診断には検査キットを使うわけですが、このキットの精度はおおむね70%と言われています。この精度を少しでも上げるために、なるべく良い検体を痛み少なく採取することが重要と考えています。
ここで、当院ならではの「こだわり」を紹介させていただきます。
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検体採取の器具(鼻の中に入れるスワブと呼ばれる綿棒)
綿棒は検査キットに付属されていますが当院ではこれは使っていません。「優れていると思われる綿棒」を別途 購入して使用しています。綿棒を色々と検討した結果、(高価ではありますが)イタリア製のこの綿棒が一番優れていると思われました。
理由は:①長い棒本体が柔らかく・しなやか
②先端部分が(通常の硬い綿ではなく)ブラシ状となっておりで検体をしっかり吸着通常の硬い綿↓
当院採用のブラシ状の綿棒↓ -
検体採取の方法
まずは鼻の中を観察し、狭い部位を避けて綿棒を入れていきます。
下の図の左側の様に鼻中隔弯曲があると綿棒が入らず痛みを伴う、そこは避けて綿棒を進めていきます。
その他には(当然ですが)詳細な問診等、診断率を上げるために日々努力をしております。
《1/12AM休診》
1/12(金)AMはスタッフ研修のため臨時休診とさせていただきます。