岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
7/29(木)は愛知県内の某企業さんで、「新型コロナワクチン職域接種」に参加してきました
参加 と言っても、私自身は既にワクチン接種を受けているため、今回の役割は↓
「接種後の観察医」です。
ワクチン接種した方が、「具合悪くならないかのチェック」や「その後の救急対応役」です。
職域接種は、モデルナ製のワクチンです。 初めて見ました
ファイザーと違って、2回目接種は 4週間後 です。
モデルナ製のワクチンは希釈する必要が無く、保存方法・期間がファイザーに比べて条件が緩いため、大規模接種に向いています。
これは、ワクチンと同時に政府から支給された注射器ですが、「ゴム無し注射器」でした。
珍しいタイプでもあり、「吸う量の微妙な違い」や「液漏れ」などで苦労されているようでした。
今回の企業さんは男性の比率が9割とのことで、特に若い男性が多かったです。
若い男性と言えば、接種後の「失神」や、その原因ともいわれる「血管迷走神経反射」を起こしやすいと言われています。
今後 当院でも接種対象の患者さんの年齢層が下がってくるため、若い方への接種が増えてきます。
血管迷走神経反射も含め、今回 色々と勉強させていただきました。
「新型コロナワクチン職域接種」 色々と新鮮でした。 また、機会があれば参加したいと思います