岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
11/21(木)名古屋市内で開催された講演会に参加してきました
講演の演題は、「耳管開放症の診断上の注意点」
演者は、日本大学医学部 耳鼻咽喉科 教授 大島猛史 先生です
内容は以下のようでした。
・耳管開放症と確定診断がついた患者さんの症状の3大主症状
自声強聴(自分の声がこもって聴こえる)
耳閉感(耳の詰まった感じ)
呼吸音聴取(自分の呼吸音が聴こえる)
特にの自声強聴は極めて重要だが、の耳閉感は特異度が低く重要ではない。
・体位による変化(頭部前屈や臥位で耳症状改善)は、診断に極めて重要(10秒以内に改善)
・治療前に病態をじゅうぶん説明し、納得してもらうことが重要
専門のDrはやはり奥が深いです。
今回も大変勉強になりました。
明日からの診療に役立てていきます 💪